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漢方

鞣しの種類

Ocean Leatherで対応している鞣しの種類をご紹介します。

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植物タンニン鞣し

植物タンニン鞣し(なめし)は、動物の皮を「革」に変える伝統的な製法の一つで、自然由来の植物タンニンを使います。タンニンとは、木や樹皮、葉などに含まれる天然成分で、渋み成分として知られています。代表的な植物としては、ミモザやケブラチョなどの木から抽出されます。

2

合成タンニン鞣し

合成タンニン鞣しは、植物ではなく化学的に合成されたタンニンを使った鞣し方法です。近代的な技術を使い、植物タンニンと同様の効果を人工的に再現しています。

3

その他

Ocean Leatherでは植物タンニン鞣し、合成タンニン鞣しのほかにも対応できます。まずは問い合わせにてご相談ください。

特徴

  • 環境にやさしい:天然の植物成分を使うため、化学薬品の使用を抑えられます。

  • 風合いの変化:革は使用するほどに色や質感が変わり、「エイジング」と呼ばれる独特の風合いが楽しめます。

  • 堅さと耐久性:植物タンニンは革にしっかりとした堅さを与え、使い込むうちに柔らかくなります。

特徴

  • 安定した品質:化学合成なので、植物由来に比べて品質が均一で安定しています。

  • カスタマイズ性:化学配合を調整することで、柔らかさや堅さ、色の発色を思い通りに仕上げることができます。

  • 効率的な製造:植物タンニン鞣しよりも短時間で鞣せるため、量産に向いています。

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製造工程

フィッシュレザーの製造工程についてご紹介します。

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01

下準備

弊社水産加工部門から、また他社様から廃棄される皮を受け取り、下準備を行います。

皮に残った余分な肉片と脂を取り除きます。出来るだけ穴が開かないように慎重に行います。

02

脱脂・中和

ドラムを使い、においのもととなる油脂や汚れをこの段階でしっかり洗浄し、抜いていきます。

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03

鞣し・乾燥

植物タンニンを水に溶かし、そこに皮を入れることにより鞣し(防腐処理)が施され、生皮から革に変化していきます。しっかり鞣されたら乾燥させます。

04

染色

染料を調合し、染め上げていきます。 

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05

塗装

スプレーで薄く吹き 圧着、を繰り返し、さらに耐久性を高めます。

06

完成

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