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フィッシュレザーについて
フィッシュレザーとは、魚の皮に「鞣し(防腐処理)」を施すことによって出来る魚のレザーです。
魚の革は、古くはアイヌ民族などが服や靴に加工してきましたが、腐りやすく加工が難しいため世界でも非常に珍しいレザーです。近年、SDGsなどの環境保護活動が盛んになる中フィッシュレザーはその環境負荷の低さから注目されています。フィッシュレザーは魚種ごとに異なる美しい鱗模様と軽さが特徴で、他の革とは一味違った魅力があります。
0.下準備
弊社水産加工部門から、また他社様から廃棄される皮を受け取り、下準備を行います。
3.鞣し
植物タンニンを水に溶かし、そこに皮を入れることにより鞣し(防腐処理)が施され、生皮から革に変化していきます。しっかり鞣されたら乾燥させます。
1.肉削ぎ
皮に残った余分な肉片と脂を取り除きます。出来るだけ穴が開かないように慎重に行います。
4.染色
染料を調合し、染め上げていきます。
2.脱脂
ドラムを使い、においのもととなる油脂や汚れをこの段階でしっかり洗浄し、抜いていきます。
5.塗装
スプレーで薄く吹き 圧着、を繰り返し、さらに耐久性を高めます。
特徴
手触り
ウロコ模様の凹凸感や滑らかさなど、魚の自然体を生かした加工をしています。
におい
フィッシュレザーは臭さの原因となる「脂分」を加工の段階でしっかりと除去しているため魚独特の生臭さはありません。
強度
実は、フィッシュレザーは牛革と同様、もしくはそれ以上の強度を持っています。※同じ厚さの場合 その秘密は「クロスハッチ繊維」にあります。繊維同士が複雑に絡み合っている構造のため強度が高いのです。
薄くて軽い
フィッシュレザーは一般的な革と比べてとても薄い分、軽いです。Ocean Leatherではそのフィッシュレザーの薄さ・軽さを生かした製品に仕上げております。
魚種
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