top of page
フィッシュレザー
Fish Leather: The Unsung Hero of the Leather Industry

フィッシュレザーとは、魚の皮に「鞣し(防腐処理)」を施すことによって出来る魚のレザーです。
魚の革は、古くはアイヌ民族などが服や靴に加工してきましたが、腐りやすく加工が難しいため世界でも非常に珍しいレザーです。近年、SDGsなどの環境保護活動が盛んになる中フィッシュレザーはその環境負荷の低さから注目されています。フィッシュレザーは魚種ごとに異なる美しい鱗模様と軽さが特徴で、他の革とは一味違った魅力があります。
牛革と似た製法で作っているので匂いは普通の革のにおいです。
匂い
質感
魚種ごとに鱗模様や手触りが異なります。
強度
軽くて丈夫です。牛革並み、もしくはそれ以上の強度があります。*牛革・魚革が同一の厚さの場合
製造工程

STEP ①
肉削ぎ
皮に残った余分な肉を取り除く。
STEP②
脱脂
脂分を抜き洗浄する。
STEP③
鞣し
防腐処理を施し、鞣す。
STEP④
染色
染料を使い色付けをする。
取り扱い魚種

ブリ
鱗模様が細かく、手触り良好

タイ
大きなひし形の鱗模様と凹凸のある触感

サケ
均一で連続的な鱗模様

シイラ(マヒマヒ)
細かい鱗模様と柔らかい質感、強度が特徴

チョウザメ
ゴツゴツと隆起した鱗が特徴

マグロ
皮の面積が大きく分厚い
部位により模様が異なる
bottom of page